名鉄2005年車両予想 結果
2005/8/14作成


予想と結果の違い

2005年になりました。
1999年に予想した時点で、相当変わると思ったのですが、ここまで変わるとは、、、

路線だけでも、
・三河線末端部の廃止
・八百津線の廃止
・竹鼻線末端部の廃止
・岐阜市内線の廃止
・美濃町線・田神線の廃止
・谷汲線の廃止
・揖斐線の廃止
・そして空港線の開業
・上飯田連絡線の開業と上飯田駅の地下化

と、開業は1999年時点で判明していたのですが、廃止がここまであるとは思いませんでした。

そこで、1999年予想と実際との違いを検証します。



特急車(在来車)

まず、1000系(パノラマSuper)は2005年の時点で全車健在ですが、一番古い車両で製造後17年経っており、さすがに内装はくたびれたものとなっているでしょう。
JRと競合している名古屋本線用の車両から、客室のリニューアルがなされるでしょう。

結局、客室のリニューアルはなされませんでした。
同時期に登場している近鉄のアーバンライナーはすべてリニューアルしたのですが、名鉄はどうなんでしょう。


その名古屋本線特急用の一般車1200系と1800系も全車健在となります。ただこちらも一番古い車両で14年経っており、JRが新型車313系(1999年デビュー。2005年現在でも製造後6年である。)などで名鉄を追撃している現在、これらの車両の置き換えを検討したいところでしょう。
ただし、1200系そのものが、もともと4両編成の1000系を無理やり2両編成に分割し、それによりなくなったトイレまたは車掌室を1200系側に設置したという車両のため、また1000系と分離して編成を組みなおすということは難しいと思います。(無理にやろうしとたら8両編成となるのですが名鉄の場合輸送力を持て余してしまいます。)
したがって1200系の急行用への転用はなく、名古屋本線の特急は内装のリニューアルこそすれ1999年現在とそんなに変わりはないでしょう。
また1800系の場合は、もともと1200系編成の増結用に作られた車両のため、1200系・1800系とも2005年時点でも名古屋本線の特急用として運用され続けることでしょう。

もちろんこれは、廃車になった7500系の機器を利用して1000系・1200系・1800系と同じ車体を新造した1030系・1230系・1850系も同じでしょう。

つまり、名古屋本線の特急の車両は、基本的には1999年現在と変わらないということになります。

これについては、予想通りでした。
ただし、空港系統で使用される、2200系の登場は予想できませんでした。

8800系(パノラマDX)も、2005年現在で一番古い車両で21年経っています。2005年時点でも全車健在と思われます。
ただ、車体の耐用年数からいえばまだ使えますが、既にグループ客用の車両ではなくなったのもかかわらずグループ客用の客室であったり、比較的性能が低くて消費電力の多い7000系の機器を使用 していることもあり、2005年時点では予備車的な扱いとなるでしょう。

結果は、老朽化による全車廃車。そして解体されて現存しなくなりました。
もっとも、西尾特急の運転が短縮されて、1600系だけで足りるようになりました。

キハ8500系は、JR高山駅まで直通するディーゼルカーであり、2005年もこのままだと思われます。

キハ8500系を使用した「北アルプス」号もまさかの廃止。
キハ8500系も、会津鉄道に譲渡されて「AIZUマウントエキスプレス」として第二の人生を送っています。

また、1600系(パノラマSuper)は、空港B特急用の小改造(一部座席を撤去し荷物置き場にする)以外は特に変わらないでしょう。

1600系は当初、空港特急に使用されることなっていましたが、実際は普段は2000系2200系そして1000系+1200系の運用となりました。
1600系も座席の撤去はなされませんでした。


特急車(空港用A特急車)

空港用A特急車は、中部国際空港から岐阜・犬山方面へ乗り入れることが既に発表されています。
ここでは、あえて全車特別車が増備されると予想します。
これは、名鉄のステータスシンボル的な車両となることと、運行される常滑線は他の鉄道の競合する路線ではないということで、収益の厳しい名鉄としては特急はこの空港用A特急車を、B特急車(1600 系)と共に全車特別車として収益を上げるに違いないと思っています。

これは、先ほども書いたとおり2000系を空港用快速特急として増備。空港行きの主力となりました。
ただB特急的な車両として一部特急車の2200系が増備されました。
一部特急車の運行までは予想つきませんでした。


2扉転換クロスシート車

7000系(パノラマカー)・7500系(パノラマカー)・7700系・7100系・5500系すべて廃車になっているでしょう。
7000系は前々ページの表では一部廃車となってますが、車体特別整備した車両が一番新しいので製造後38年であり、製造後40年で廃車という基準から外れているからです。実際は廃車と思ってよ いでしょう。

5500系と7500系は全車廃車となりましたが、7000系と7700系・7100系は運良く廃車から免れました。
ただ、パノラマカーは2010年に全車廃車と言われ予断の許さない状況には変わりません。

5700系と5300系については全車健在でしょう。
ただ、2005年時点の名鉄としては使いづらい存在になるのは確かでしょう。3扉化するという計画もあったようですがこちらは立ち消えになったようです。
特に5700系には6両編成のものがあり、これはローカル線では使えません。うち2両だけ抜き取って運転室を付けるという改造がなされると思います。


5700系・5300系の全車健在は予想の通りですが、5700系の6連はそのままでしたね。

3400形(いもむし)は2005年でも健在といいたいのですが、1999年現在ラッシュアワー用の予備車として運用されているようであり、もし7000系を動態保存目的で保存するならば、こちらのほうが廃車、良くて静態保存となる可能性があります。

3400系の廃車は予想通りでしたが、廃車後未だに舞木に保管されているようです。


3扉転換クロスシート車(急行用)

急行用の3扉転換クロスシート車ができると予想しましたが、これが新造車かどうかは限りません。
5500系や7000系列を廃車にしたあと、次に廃車対象になるであろう6000系は、7000系ではなされなかった、車体特別整備がなされます。(既に一部実施済み。)
車体特別整理をした車両の耐用年数を40年、していない車両を25年とするとその差15年。つまり車体特別整備がなされない7000系を廃車にしたあと、次に廃車対象となる6000系を廃車にするまで15年かかってしまいます。その間の車両の廃車は私はあってもわずかであると思っています。
つまり、廃車がなければ、代わりの新造車は増備されないということです。
さらに、中部国際空港線用特急車や上飯田連絡線用の車両を増備しなければ無いので、3扉転換クロスシート車を増備する余裕もないのではないのでしょうか。

6000系の車体特別整備は、4次車の(〜6017F)の分が終わったところでストップしてしまいました。
5次車以降の動向は今以てわかりません。


私は、そこで、大量増備され、しかも4両編成しかない、3500系の一部を転換クロスシート化するのではないかと思います。
3500系は後の3700系・3100系に比べ座席数も少なく、名鉄としてはサービス改善のためこの車両の転換クロス化をすることでしょう。
私の予想では前期に増備された、補助席のない車両全てが対象になると思います。

3500系の座席改造はされませんでしたが、その後の3300系3150系で一部転換クロスシートが採用されました。


通勤車(在来車)

さすがにこのカテゴリからは、廃車は出ません。

一番古い6000系は2005年時点で製造後29年になりますが、1999年現在でも6000系の車体特別整備を行っており、2005年時点でも全車健在となるでしょう。

6000系の動きは結局ありませんでした。
先の項にも書いたとおり、車体特別整備も途中でやめてしまいました。


瀬戸線用の6600系も変わりはないと思います。ただ2005年までには瀬戸線で6両編成の列車が運行されますので、同じ瀬戸線用の6000系との併結運転があると思います。
(このため、貫通扉をつけたの6000系が、若干数瀬戸線へ配属となるでしょう)

6600系の動きは結局ありませんでした。
瀬戸線6連化の動きは結局なく、6000系の転属も結局今のところありませんでした。

また、各線区の合理化対策として西尾・蒲郡線に投入したような、ワンマン改造された車両が続々現れ、各線に投入されるでしょう。

西尾・蒲郡線のような改造ではありませんでしたが、三河線用のワンマン改造が、6000系の一部と7700系(先頭車)と7100系の全車になされました。

6500系・6800系は、1999年現在中断されているロングシート化が再開され、2005年までには全車ロングシート化されているでしょう。
これは現在の6500系・6800系のクロスシートは固定式でしかも狭いためで、サービス改善と先の3500系転換クロス化の余波を受け、ロングシートに改造されるのではないかと思います。

こちらも、ロングシート改造など座席の改造はなされませんでした。

3500系は、先にも述べたとおり一部が転換クロスシート化されるでしょう。
3700系・3100系そして地下鉄鶴舞線直通用の100系・200系は現状と変わらないと思います。

これは、この通りです。
ただ、現時点では100系が結構へばっているのですが、、、

問題は吊り掛け駆動の3300系そして6650系・6750系ですが、1999年現在で既に製造後9〜12年では、最新の3700系と同じ走行系にするのは経済的に疑問がありますので、2005年になっても現状どおりでしょう。
廃車になった7000系の部品を流用するということも考えられますが、現実に7000系が廃車されてますが、そのような動きがありません。これは現在の水準から行けば7000系の部品は電気消費量が高く、経済的ではないからだと思います。
したがって、7000系の部品を流用ということしないで現状どおり吊り掛け駆動の車両ということになっているでしょう。
ただし、吊り掛け駆動車にしろ消費電力量が高いと予想されますので、予備車的な運用となるでしょ う。

(旧)3300系は、あっさり廃車されましたが、6650系と6750系は現在でも健在です。


上飯田連絡線用には、将来の地下鉄上飯田・東部線乗り入れ対策専用の車両が増備されるでしょう。
ただしこれは、鶴舞線乗り入れのような20m車ではなく、建設費を抑えるため、現行の名鉄の標準的な車体である3700系・3100系の寸法の車両に貫通路をつけた形で乗り入れさせるのと思います。
これは、地下鉄上飯田・東部線には他に乗り入れる区間がないため、名鉄の車両基準さえ合っていれば良いのではないかと思っているからです。

これは20m車の300系に統一されました。
ちなみに名古屋市交通局側の7000系もよく似た車両になっています。



路面電車

こちらは、岐阜市内線用の570形、揖斐・谷汲線直通用510形、美濃町線用の590形・600形そして870形が廃車になっているでしょう。

この区間は路線の存続そのものが危ういのですが、揖斐線については少なくても岐阜―黒野間は新車770形や780形の投入で、谷汲線は並行道路の整備が行われない限り何とか存続してるでしょ う。

880形は、ちょうど車体特別整備が始まるころになります。

また、600形が廃車になるため、その代替車も増備されますが、輸送の合理化という観点から780形のような車両になると思います。

この間に美濃町線用の800形が増備されましたが、800形も含め、路線がなくなったため全車廃車。
590形は、土佐電気鉄道。
770系・880形は、福井鉄道。
780形は、豊橋鉄道。
800形は、豊橋鉄道・福井鉄道。
・・・と、言う具合に譲渡されました。


ローカル線その他

揖斐線の一部区間と谷汲線を走っている750形は、さすがに廃車となっているでしょう。
レールバスのうちキハ20形は、2005年現在で製造後18年ということで廃車と言う事にはしませんで したが、実際この手の車両は一般の電車に比べ寿命が短いので実際は廃車となっているでしょう。キハ30形のほうは10年ということで存続するでしょう。ただし新規にレールバス化される路線も含め、 新型のレールバスが増備されるのは間違いないと思います(キハ50形?)。

これも、路線がなくなったためすべてなし。
名鉄のレールバスは増備どころか全車廃車となり、キハ8500の譲渡と併せて、名鉄のディーゼルカーはすべてなくなりました。

最後のモノレールのMRM100系は、2005年には製造後43年となるため、ワンマンカーでの新車が投入されるでしょう。

これは、ワンマン化もされず、現状通りでした。

エピローグ

1999年から2005年の間、名鉄は激動の時代に入りました。
先にも書いたとおり、大量の赤字線が廃止され、在籍車両もだいぶ変わりました。
ただ、パノラマカーが健在だったのは、うれしい誤算でしたが、、、

名鉄はこの間体質改善を行いました。

残された車両が、いつまでも元気に活躍できるよう、この項を終わります。