1.崑崙山2は本当に直径3mなのか
封神演義第20巻で登場する、崑崙山崩壊後に太乙真人が作った崑崙山2。
この直径について、第22巻で、ある読者から作者に対して次のような指摘がありました。
「崑崙山2は崑崙山の1000分の1の大きさ。一方金鰲島の直径は15kmで崑崙山の5倍の大きさ。だとしたら、崑崙山2の直径は3mになります。」といった内容でした。
しかし、ここで言う大きさとは直径ではなく、体積のことではないのでしょうか。
崑崙山2が崑崙山の1000分の1の大きさということは、直径ではなく体積が1000分の1ではないのでしょうか。
このようなわけから、崑崙山2の真実の直径を求めるため、まずは、金鰲島の体積を計算することとしました。
2.金鰲島の体積の計算
金鰲島はドラ焼きのような形をしています。
ここでは、計算を単純にするため、若干乱暴ではありますが、金鰲島を半球形として体積を計算しました。
第13巻P71のビーナスの
>金鰲島は巨大ですわ!
>その直径は15Kmにも及び(中略)大きさだけでも崑崙山の約5倍もありますのよ!
というセリフから体積を計算します。
球の体積の計算式 V=4/3・πr3 から
V1≒(1/2)×(4/3)×3.14×(15×1000/2)3≒8.83×1011[m3]
と、なり、とてつもない大きさだったことがわかります。
3.崑崙山の体積の計算
金鰲島の体積がわかったところで、今度は崑崙山の体積。
これは、先のビーナスのセリフから、8.83×1011m3を5で割ればいいので、
V2 = V1/5 = 8.83×1011/5≒1.77×1011[m3]
となり、これでも結構な大きさといえることになります。
4.崑崙山2の体積の計算
今度はいよいよ崑崙山2の体積の計算。
第20巻P122の太乙真人の
>今度の(荒川注:崑崙山2)は前のより大きさは1000分の1程度だけど・・・
というセリフから計算します。
V3 = V2/1000 = 1.77×1011/1000 = 1.77×108[m3]
と、なります。
実感はわかないのでしょうが、なんとなく結構でかいということが判ったでしょう。
5.崑崙山2の直径の計算
そして遂に、崑崙山2の直径の計算。
崑崙山2はほぼ球形をしています。
先ほど出た球の体積の計算式から計算できます。
この式を直径dを計算するために変形すると次のようになります。

この計算式から直径dは、次のようになります。

≒2×348 = 696[m]
結論。崑崙山2の直径は696mであり、決して3mでないことが計算によって導かれました。
こう計算してみると、崑崙山2は結構大きいですね。